こんにちは。ボーダーコリーのカミちゃん、ソピオ君の飼主ねえねです。
今年の春の健康診断の前に、カミちゃんが膀胱炎になってしまいました。
病院での治療と完治までの経過をレポートします。
あくまでカミちゃんの場合で、ねえねの個人的感想が含まれます。その点をご了承ください!
カミちゃん「膀胱炎発症」
実は4回目の膀胱炎
カミちゃんは、7歳の時に膀胱炎を発症したことがあり、通常の抗生剤がまったく効かずに大変な思いをしたことがあります。その後、冬の今季一番の寒さという日にお散歩に行くと、膀胱炎を再発することがありました。ここ数年は、冬になるとお散歩の時は靴を履いて冷えを防止すると膀胱炎の再発がなくなり、安心していました。
最初の症状は?
普段、カミちゃんは朝起きてトイレに行った後は、しばらくはトイレに行きません。
しかし、膀胱炎を発症する時は、わりとすぐトイレに行き、ウロウロしてチョットだけオシッコをします。トイレシーツを使用しているので、よ~く見ると、うっすらと血が1滴おちたあとがわかります。
その後、すぐに病院へ行かないと、血をボタボタと垂らして、トイレに何度も行くようになります。
以前、頂いた薬がまったく効かなかった時、翌日病院がお休みで大変でした(^^;
また、10歳を過ぎてから腎臓のクレアチニン値が正常値0.4~1.4のところ1.5と若干高くなっていたため、腎機能にも不安がありました。
すぐに病院へ
腎機能の不安もあるので、すぐに近所の病院へ!
エコー検査と尿検査
まずは、エコー検査で結石がないか、腫瘍がないか確認し、尿検査をしました。
尿検査は、お腹に針をさして尿をとるか、排尿時にオシッコをとるかですが、コマンドでオシッコができるので、膿盆でオシッコをキャッチして検査をお願いしました。
お薬は?
以前、膀胱炎の際、最初に処方することが多いセフェム系抗生物質のお薬を頂いて、まったく効かず翌日病院がお休みで他の病院に行ったことがあったので、今回も翌日が病院が休みのため2種類の抗生剤を頂くことになりました。
セフェム系とフルオロキノロン系のお薬とビタミンCを飲ませることになりました。
カミちゃんは、いつもお薬はごはんに入れればパクパク食べてくれます。
ただ、抗生剤は1週間も飲むとお腹がゆるくなってきますので、一緒にビオフェルミン細粒を振りかけてあげました。
ちなみに今回のビタミンCの錠剤は、ねえねの皮膚科でもらう美白サプリのビタミンCと一緒でした。なんか複雑…
とりあえず3日分お薬を頂き、3日後に来るようにとのことでした。
お薬が効いていれば、追加で同じお薬を頂く予定です
今回の治療費は?
保険負担額\2,629、自己負担額\2,621、合計5,250円でした。
3日後に再診
診察結果
3日後には、肉眼ではほとんどわからない位になりました。
再診で、同じお薬を1週間分頂き、1週間後に来るように言われました。
このまま以前のように、お薬が効かなかったらと思うと心配でしたが、とりあえず一安心でした。ただ、どちらのお薬が効いているかわからないので、両方飲んでくださいって、どうなんだろう?必要のないお薬まで飲むんだと思うと、不安がありました。
今回の治療代は?
保険負担額\2,277、自己負担額\2,273、合計4,550円でした。
1週間後に再診
1週間後に夜のセフェム系のお薬1錠を残した状態で、病院へ!
尿検査を再度行いました。
尿検査
今回の治療代は?
保険負担額\825、自己負担額¥1,035、合計1,860円。
しっかり確認すればよかったのですが、フィラリアの検査とお薬も一緒に頂いたため気づかなかった!たった825円のために保険を使うなんて( ;∀;)
ねえねが入っているアニコムの保険は、年間の通院回数で保険料が割引になったり割り増しになったりします。この1回の差で来年の保険料が割り増しになるかも…失敗でした!
5日後に再発
ところが、5日後の朝、カミちゃんがトイレに行ったあと、トイレシーツを片付けようとしたら、???血が1滴、オシッコの上に滲んでいるような気がしました。
残っていたお薬を飲む
普段なら見落としてしまう色でしたが、気を付けてみていたので気づくことができました。
しかし運悪く、前回の病院はお休みの日でしたので、慌てて1錠残っていたセフェム系の抗生剤を朝ごはんの時に飲ませました。
大きな病院を受診
近所の病院はお休みでしたが、ねえねもお休みだったので、大きな病院が診療していることに気づき、急いて予約をして午前中に伺いました。
エコー検査、血液検査、尿検査
3カ月ごとの腎臓のための血液検査結果を持参し、今までの経緯をお伝えしたところ、そろそろ血液検査をしても良いころとのことで、エコー検査、血液検査、尿検査をすることになりました。
ねえねは、短期間での膀胱炎再発で、腫瘍を一番心配していたので、ほっとしました。
今回も、細菌性の膀胱炎との診断でした。
培養検査
今回は、採取した尿から細菌を培養してどのお薬が効くか念のため検査することになりました。
この培養検査は、結果が出るまで1週間ほどかかるため、もしもお薬が効かなかった時のことを考えてこの段階で行うことになりました。
お薬は?
朝、お薬を飲ませたところ、その後、肉眼で確認できる出血がなかったため、セフェム系の抗生物質がおそらく効いているとのことで、同じ系統のお薬とビオフェルミンを出して頂きました。
1週間お薬を飲ませて再度受診することになりました。
今回の治療代は?
保険負担額\10,000、自己負担額\13,486、合計23,486円でした。
1週間後の再診
培養検査
1週間後には、培養検査の結果も出ました。
尿検査
そして、再度尿検査を行いました。
今回の治療代は?
保険負担額\5,995、自己負担額\5,995、合計11,900円でした。
検査項目をクリアしたので、膀胱炎の受診はこれで終了となりました。
一応、尿を培養して細菌や潜血の有無を検査して下さるので、1週間後に結果が出るので電話で確認してください。とのことでした。
1週間後に培養検査結果を電話確認
お薬を飲み終わって5日後までは、また再発するのでは?とドキドキしました。が、問題なく過ぎ、1週間後。
まとめ
抗生物質の治療を終えたあとすぐに膀胱炎を再発する犬は、膀胱に結晶か結石のある可能性があると言われているので、結石や腫瘍など、本当に心配しましたが、特に異常所見はなく、一安心でした。
細菌性の膀胱炎の原因と予防方法
カミちゃんの場合、手作り食のため水分は十分取れていますが、おばあちゃんなのでトイレを面倒くさがる傾向があります。気づくとトイレを促してはいますが、今後は時間を見てトイレに行かせるようにしようと思います。
ストレスなく過ごす!ソピオ君と仲が悪いので、これは難しいですが、極力ストレスをかけないように日常生活を送りたいと思います。
今回の治療費総額は?
保険負担額 | 自己負担額 | 合計金額 | |
3/29 | \2,629 | \2,621 | 5,250円 |
4/1 | \2,277 | \2,273 | 4,550円 |
4/8 | \825 | ¥1,035 | 1,860円 |
4/13 | \10,000 | \13,486 | 23,486円 |
4/20 | \5,995 | \5,995 | 11,900円 |
合計 | ¥21,726 | ¥25,410 | 47,046円 |
愛犬の膀胱炎の治療費は、保険負担額と自己負担額をあわせると、47,046円!
入院や手術をしなくても、難治性膀胱炎が懸念される場合は、検査費用がかかるので通常の膀胱炎の治療費よりも多くかかります。それでも、しっかり検査していただいたので安心でした。
ただ、お腹にエコーをあてながら注射針をお腹にさしてオシッコを取るのは本当に可哀想。
今後は、時間を見てオシッコにつれて行き、ストレスを減らして予防に努めます!
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