こんにちは。ボーダーコリーのカミちゃん、ソピオ君の飼主ねえねです。
シニア犬のカミソピさんは、昨年頃から急に寒くなると体が冷えてお腹を壊すようになりました。
そんな時にあげている「リンゴ葛練り」の紹介です!
葛練りについて
葛とはマメ科のツル性植物で、根から取れる澱粉が葛粉です。水で濃くといた葛粉に塩少量と砂糖を加え,火にかけてやや固めに練ったものが葛練りです。
人用は味付けをしますが、愛犬用は味はつけません。
葛に期待する効果
葛の根から作る葛粉は、体の表面を温めて、下痢の時、消化器が弱っているときのエネルギーや水分の補給が期待できます。
須﨑先生の「かんたん犬ごはん」では、くず湯、くず練りから手作り食スタートになります。
くず湯、くず練りや葛粉を使ったレシピものってます。
ねえねの手作り食のバイブルです(笑)
葛練りを作る時の葛粉の注意点
葛粉の中には、本葛以外にジャガイモやサツマイモ、コーンスターチなどのでんぷんが入ったものもあります。
とろみをつけるためだけなら、片栗粉でも良いのですが、片栗粉は体を冷やす効果があるので葛の効果とは反対になります。
葛の効果を期待して愛犬に与える場合は、必ず国産の本葛粉を使うようにしましょう。
愛犬用リンゴ葛練りの作り方
以前、カミちゃんに水と本葛粉のみで葛練りを作ったところ、まったく食べてくれませんでした。
「これは食べ物ではありません。」と見向きもしませんでした。
それ以来、野菜スープやお肉の煮汁で葛練りを作ったりしてます。今回は、お腹を壊していてもオヤツを所望する2頭のために、オヤツがわりにお腹に優しいリンゴを使った葛練りを作ります。
材料
作り方
リンゴ葛練りは、作り置きはせず、1日で食べ切れる量を作ります。
ちなみにねえねは、自分が胃腸の調子が悪い時は、リンゴ1個すりおろして作ります。
人用はリンゴ1個使った方が美味しいです♪
食べる時の注意点
カミちゃんは小さい頃、パルボと思われる症状で10日ほど入院したことがあります。
最初は朝ちょっとウンチが緩いくらいでしたが、1日で症状がどんどん悪化してごはんも食べなくなり、翌日即入院でした。
毎日点滴をしていましたが、10日で体重が4kg減ってしまいました。40kgの人が30kgになるのと同じです。下痢をあなどってはいけないと痛感してます。
今回の症状と葛練りの与え方
あくまでカミソピ家の場合です。下痢の状態や経過によっては獣医さんにみてもらいましょう。
ソピオ君の症状
今回は、冬の寒さで体が冷えてしまったソピオ君。
1日目は、うんちの回数がいつもより増えて、ゆるめになる。
2日目は、ゆるゆるウンチ、のち止まる
3日目は、ゆるゆるウンチ少量
少しずつ回復しているように感じます。
早く食べたいソピオ君
目が真剣過ぎて怖いカミちゃん
葛練りの与え方
本来は、「絶食➡くず湯➡くず練り➡ごはんを少量+くず練りトッピング➡最終的にごはんのみに」がセオリーです。
が、下痢をしても至って元気なソピオ君。ごはんが食べたくて仕方ありません。
しょうがないので、ごはんを半分に減らしてビオフェルミン細粒とリンゴ葛練りをトッピング。
おやつがわりにリンゴ葛練りをもらって水分&エネルギー補給につとめます!
まとめ
体が冷えて胃腸の調子を崩してしまった時、体を温める効果があるのでオススメの葛練り。
すりおろしリンゴを入れる事で愛犬が喜んで食べてくれます!
飼主さんも美味しく頂けるのでお試しあれ♪
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