こんにちは。ボーダーコリーのカミちゃん、ソピオ君の飼主ねえねです。
久しぶりの更新となってしまいました!
その間にカミソピ家では、いろいろな事があり、飼主ピンチの日々でした(笑)
いろいろな事のひとつが、ソピオ君のしこりの手術でした。
手術の模様をブログに書きます!どなたかの参考になれば幸いです。
愛犬の首のしこりの処置方法
ソピオ君の首にしこり発見!
いつものように、ソファに座る飼主のもとへ、
「バックオーライ、バックオーライ、撫でて!」
と、後ろ向きで撫でてもらうように自分でセッティングするソピオ君。
いつものように、お耳や首を撫でていると、
「ん?」
首の後ろ、丁度、肩甲骨の間の下あたりに違和感を感じました。
ちょっと小さな2~3mmの粒状の点。
毛をかき分けて皮膚表面を見ても特に異常はありませんでした。
とりあえず、近々混合ワクチンの注射に行くので、それまで様子を見ることにしました。
病院で診察
発見してからわりと短期間で1cmほどまで大きくなるしこり。
大きくなると、しこりというよりは、プニプニした感じになってきました。
病院で針を刺して中身を見てもらうと、透明なお水でした。
悪いものではないのでお水を抜いて、経過観察することに。
「皮膚の中に袋が出来て、その中にお水が溜まっているので、お水を針で抜くとそのまま袋がピッタリくっついてお水が溜まらなくなる子もいる。」
とのことで、溜まるようなら定期的に針で抜いてもよいとのことでした。
カミちゃんの場合
カミちゃんも過去に同じように首元にお水が溜まった事がありました。
何度か抜いてもらいましたが、抜く度、お水が溜まるスピードが速くなり、
しこりの大きさも大きくなっていくので、歯石除去の際にどうせ全身麻酔するならと
一度に済ませたいと思い、一緒に切除してもらいました。
術後の傷口も1cmくらいで、何度も針を刺さなくて良いので良かったと思いました。
ソピオ君の場合
ソピオ君の場合は、一度お水を抜いてから、あっという間にまたお水が溜まり、
すぐに、前より大きくなってしまいました。
画像の赤い丸部分が、ポッコリしています。直径3~4cmはありそうです。
短期間で何度も針を刺し続けるよりは良いと思い、切除してもらうことにしました。
ソピオ君は鎮静剤と局部麻酔で切除することになりました。
チョット切って、袋をとって傷口を縫うだけなら、全身麻酔よりリスクが少ないので、
局部麻酔でいいな~とか簡単に考えていました。
いよいよ手術
手術前夜
手術前夜は、念のため通常の全身麻酔手術前夜と同様に、夜8:00までに食事を済ませました。
寝る前のハウスのご褒美がもらえず、ちょっと不満そうでした(笑)
手術当日朝
手術当日の朝は、朝食は抜きで、お水も朝8:00までです。
あまりハードな散歩をすると喉が渇くので、軽めのお散歩を済ませます。
ここからが大変!
ソピオ「ねえね、僕のごはん忘れてますよ!忘れんぼだな~」
とばかりに猛アピール!
カミちゃんに至っては、ソピオ君がうるさいので、洗面所のトイレ前でご飯を食べる羽目に(-_-;)
か、かわいそうに…本人は、ごはんを食べられれば問題なさそうでしたが。
いざ動物病院へ
手術前の診察があるため、11:00までには、病院へ連れて行きます。
ギリギリまで一緒にいたいので、11:00丁度に病院へ!
お腹が空いて、(;´д`)トホホなソピオ君です。
病院につくと先生や看護師さんが大好きなソピオ君は、
楽しそうに病院に入っていきました!トリミングサロンとは大違いです。
ソピオ:あとで、お迎えきてね!
とばかりに、笑顔で病院の奥へ入っていきました!
手術終了
病院の午後の診察開始時間16:00に迎えにいくと、やけに静かでした。
いつもは、お迎えに来たねえねの声が聞こえるとギャン鳴きするソピオ君の声が聞こえません!
奥から出てきたソピオ君はテンションダダ落ち。朝とは別犬でした…
傷口は約5cmで7針縫ってありました。痛々しい(>_<)
切除した部分は、直径4cmくらいの円形で、針をさすと透明なお水が出てきました。
1cmくらい切って、袋がスルッととれるイメージでしたが、
実際は、皮膚ごと丸く切り取り、縫い合わせる手術でした。
ワンもピーもスーもなく、唯々うなだれるソピオ君。
そうだよね、意識がある中で皮膚切り取られて縫われるってショックだよね。
ねえねも歯医者さんで、痛くなくても全身に力が入って、ぐったりするもの。
可哀想なことをしちゃったと、後悔するねえねです。
傷は、舐めることができない場所なので、エリザベスカラ―はなくてOK。せめてもの救いです。
抗生剤を1週間分もらい、抜糸は10日後以降となります。
その後の経過
術後3日で、傷口を引っ掻かないか心配で会社につれて行きました!
お昼寝中に、寝ぼけてバリケンから飛び出して背中を強打。傷口から出血が!!!
心配しましたが、抜糸時には瘡蓋になっていました。
1ヶ月後、
丁度背中の真ん中なので、毛を剃ったところが目立ちますが、傷は綺麗に治りました。
まとめ
カミちゃんが以前に同じ手術をしていたために、まったく同じ手術を考えていました。
しかし、診察して手術をしてみないとわからないことがあるんだなと改めて感じました。
場合によっては、こんなに大きな傷になるんだと、ビックリしました。
大事なうちの子、飼主がしっかりせねばと、大反省のねえねでした。
手術料金 ¥36,740-
(診察料、局所麻酔、鎮静、酸素吸入・モニター管理、体表腫瘍・腫瘤摘出術、内服薬)
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