ワンコ歯石取りに行ってきた

犬の医

ボーダーコリーのカミちゃんとソピオ君の飼主ねえねです。
先日、カミちゃん・ソピオ君の全身麻酔の歯石取りに行ってきました!
全身麻酔の歯石取りに至るまでと、当日の模様までお伝えします。

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そもそも全身麻酔の歯石取りとは?

カミちゃんは毎年お誕生日に歯石とりをお願いしていました。全身麻酔が心配になり、10歳を最後にしようと決めていました。
が、全身麻酔をかけざるを得ない状況になり、結局今年も歯石とり。歯石とりに至るまでの状況と、歯石取り詳細を書いていきます

全身麻酔と無麻酔の歯石取り

 全身麻酔無麻酔
デメリット麻酔のリスクがある複数回の施術が必要な場合がある
細部や歯周ポケットまでの除去が難しい 
急に暴れてけがをする可能性もある
恐怖や痛みがあるかも
メリット細部や歯周ポケットまで除去できる 
恐怖や痛みがない
麻酔による事故がない
料金2~4万円
病院によって幅がある
1万円以内

カミちゃん、ソピオ君の選択

カミちゃん、ソピオ君はお口の中を触られるのが得意ではなく、施術者に歯をあててしまうのでは?と心配で、無麻酔歯石取りの経験はありません。
お爪を切るだけでも異常に怖がり、足の裏に変な汗をかいて挙動る子たちなので、怖いのや痛いのは極力避けてあげたいのが飼主の正直な気持ちです。
また、麻酔のリスクも小さな子に比べれば少ないので全身麻酔を選択しました。

うちのワンコの歯の状況

カミちゃんの歯

カミちゃんはヒマラヤチーズで左奥歯が割れてしまい、10歳の時に抜歯しました。
そして歯肉炎もあったので、治療のため、歯石を一緒にとってもらいました。
ヒマラヤチーズは美味しくてムキになって噛むので、マローボーンに変えましたが、今度は右奥歯が欠けてしまいました。左のように割れたわけではなかったのでそのまま様子を見ていました。
が1年後のある日、カミちゃんの右目の下が腫れている気がして、気にしていると日に日に腫れが大きくなっている気がして、病院へ。おそらく欠けている歯からばい菌が入り、歯髄炎を起こしているとのことで、抗生剤で様子を見ました。
抗生剤が効いて腫れが引いたので、再度病院で診察して、右奥歯も抜くことになりました。当然全身麻酔が必要となり、歯石除去もすることになりました。

ソピオ君の歯

ソピオ君は、アレルギーでヒマラヤチーズは食べられないためマロ―ボーン派。いつも食後にゴリゴリ噛むので、歯がとてもきれいで歯周病もなくお口のにおいもなく優秀でした。
が、ある日、憑りつかれたようにマローボーンを噛んでいると「ガリッ」とビックリするような音がして、マロ―ボーンを投げすてました。急いで歯を調べると奥歯の表面が欠けていました。よほど痛かったのかそれからあまりマロ―ボーンを噛まなくなりあっという間に歯石がつき、お口のにおいがするように!
カミちゃんと一緒に診察していただくと、歯肉炎もあるので初めての歯石取りをすることになりました。歯石をとって、欠けた歯が悪さをしていないか確認していただきます。

いざ、犬の歯石取りと抜歯

犬の歯石取り手術前の注意事項

全身麻酔での手術となるため、病院で予約を取ると手術前の指導があります。

1)前日は夜8時以降の食事は禁止
2)当日は食事抜き、お水は朝8時まで
※朝から激しい運動や長時間のお散歩はお水をたくさん飲みたくなるので控える
3)午前11:00までに病院へ連れていく

前日、当日の2頭の様子は?

「朝ごはんを忘れてます」や「お水がありません」攻撃を気づかぬふりをしてやり過ごし(これが一番つらかったです。)病院へ。

ソピオ大根

犬の歯石取り手術後の注意事項

午後4時から7時の間にお迎えにいきます。 抜歯をしたカミちゃんのお薬をもらいました。

1)お水は午後7時以降、飲みたがったら少しだけあげて、戻さないか様子を見る
2)夕ごはんは、抜きですが、どうしても食べたがったら、9時以降少しだけ

手術後の2頭の様子は?

お腹空いた攻撃がすさまじく、つらかった~
恨めしい目で、お散歩は当然行くんでしょうね”(-“”-)”と語りかけるカミちゃん。
今日は無理だよ~おとなしく寝てください。と懇願するばかりのねえねでした。

ビフォーアフター

ビフォー

アフター

料金は?

カミちゃんは、診察・採血・血液検査・歯科処置・内服薬¥42,570-

ソピオ君は、診察・採血・血液検査・歯科処置¥34,430-でした。

犬の歯石取り後のお手入れ

せっかく綺麗にしてもらったので、毎日の歯磨きを頑張ってできる限り歯石をつけない努力を心に誓う飼主です。

1)歯ブラシ
たくさんの歯ブラシを試しましたが、現在使用しているのは、人間用の天然毛の歯ブラシで歯槽膿漏の人にもやさしい、超やわらかいものです。
ヘッドは大きいのですが、ブラシの毛がたっぷりなので、やさしく歯と歯茎の際や歯間、表面も広範囲も磨けていやがらないので、大きい子にはオススメだと思います。
2)アロマオイル
殺菌力のあるマウスウォッシュのかわりに、ワンコが口にいれても大丈夫な除菌効果の高いアロマオイルをいれた食用オイルを歯茎に塗るようにしています。
これは人にも使えるので、お年頃のねえねの歯茎にもヌリヌリ。寝起きのお口がスッキリしている気がします。

カミソピ使用の歯ブラシは、楽天では同じものがなかったのですが、こちらの「エビス軟毛歯ブラシ」です。(これはかためです。やわらかめは茶色の毛です)

最近、カミちゃんが歯磨きで血が出てしまうことがあり、よりシニア犬にオススメな歯ブラシを探していたところ、泡雪という歯ブラシを発見しました!
これならカミちゃんも磨かせてくれます。

一般的な歯ブラシの毛の細さは0.2mm、泡雪®はなんと0.08mm!歯ぐきの隙間まで入りこむ。
磨き心地が柔らかくソフトなので、歯茎が弱ったシニア犬や、歯周病のワンコ、歯磨き練習中のパピー犬にも断然オススメ!➡泡雪公式サイトより

楽天では、取り扱いがないようですが、似た歯ブラシがありました!同じ細さの極細毛を使用しています。
大型犬用もあるので、ソピオ君には、こちらを購入してみようと思います。


犬の歯石取りまとめ

人の歯もワンコの歯も、毎日磨いても汚れが溜まってしまうもの。
なるべく汚れをためないように、毎日のケアがとっても重要
毎日の歯磨きもスキンシップのうち。飼主が一番うちの子のことをわかっていると信じて、日々接していくことが大事ですね。
そして、少しでも違和感を感じたら、私はお医者さんに相談するようにしています。
獣医さんに、こんなこと聞いて大丈夫かな?とか心配する飼い主さんが結構多いようですが、私は何でも聞いて心配な点を少しでも減らし、うちの子には健康でいてほしいと思っています。
どうせ自他ともに認める親バカなので、今更カッコつけてもしょうがない!獣医さんの前でも親バカ全開で良いと思っています♪

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